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  • 令和2年2月定例会
  • 3月5日 本会議 代表質問
  • 齊藤 和人 議員
1.新型コロナウイルス感染症関連について
  ことしは、中国湖北省武漢市での新型コロナウイルス感染症による影響が製造業や観光業で出ており、今後の状況を注視する必要がある。また、中国で生産されている製品の入荷に遅れが出ており、市内の業者への影響が心配される。そこで、以下質問する。
 (1) 万が一、市民に新型コロナウイルス感染症患者が出た場合の島田市民病院の対応はどのように行われるか伺う。
 (2) 今回の新型コロナウイルスにより中国からの部品や製品などの輸入にどのような影響が出ているか。また、企業への影響がどのように出ているか伺う。それに伴い、どのような対策が行われているか伺う。
2.リニア中央新幹線トンネル工事による水問題について
  リニア中央新幹線トンネル工事による水問題に関しては、市民の関心は非常に高いため、JR東海や国土交通省との間で交わされる事柄については、正確な情報を迅速に出すべきであると考える。島田商工会議所から、ことし1月27日に開催されたリニア中央新幹線に係る説明会の資料(リニア中央新幹線建設に係る大井川水問題の現状・静岡県の対応)が提供された。当市からは、今まで同様の情報提供がなかったが、その理由を伺う。
3.令和2年度の施政方針と予算の大綱について
現在市内では、国道1号バイパスの4車線化に向けた工事が進められ、また、市がかかわる多くの建設事業が進められている。一時期に、このように多くの事業が集中することはまれであると感じている。この先は、市役所本庁舎の建設も計画されており、市民サービスを充実することは、市民にとっては大変ありがたいことである。しかしながら、同時に産業を育成し、商工業の活性化を図り、市の税収をふやすことが、何よりも重要な政策であると考える。農林商工業者は継続して事業を営むことで生計を立て、たゆまぬ努力をして今日の市の経済を支えている。必要な施策がタイムリーに行われなければ、その分地域経済は衰退していく。1年遅れれば、元に戻すのに3年から5年はかかると考える。そこで、市長が示された令和2年度の施政方針と予算の大綱について、以下質問する。
 (1)「地域の強みを余すことなく活用し、魅力的なまちをつくる」、「市民が真に求めていること、すなわち『市民ファースト』のまちづくりを進めていく」と述べている。市長の思う市民ファーストとは、いったいどのような定義で述べられているか伺う。
 (2)「『市民サービス』、『行政経営』、『地域・産業』の3つの分野において、デジタル技術の活用により、住民の福祉の増進を図る」と述べているが、市が掲げる「デジタル変革」宣言について
   ① マイナンバーカードの取得等デジタル技術を活用した取り組みについては、PDCAサイクルを実行すればできていた事業と考えるが、普及が進まなかった理由を伺う。
   ② 同僚議員が、市内小・中学校へのパソコン整備を求めたときは、学校の耐震化を優先すると答弁している。昨年12月20日の閣議決定によりGIGAスクール構想が発表されるまでは、整備に非常に消極的であったと感じているが、なぜ、パソコン整備に積極的になったか伺う。
   ③ ことし2月11日の静岡新聞において、2月10日に開かれた静岡県市長会の席上で、補正予算を計上しないとする浜松市長に同調するような島田市長のコメントが掲載されている。さらに、2月17日の静岡新聞において、補正予算を計上する市町は県内35市町のうち、10市町であると掲載されている。これについて、市長の考えはどうか伺う。
   ④ 市民サービスや行政経営などのデジタル化はスピード感を持って進めるべきであると考えるが、産業に対してどのような方法でデジタル活用を推進するか伺う。
 (3) 市長は、1期目の任期から不退転の決意で取り組んできた新市民病院の建設等について、「市役所は究極のサービス業を営む会社であり、島田市の未来のために投資する市内最大の投資会社である」、また、その信念により幾多の困難を乗り越えて、このような成果を生んだと述べている。市長の任期中の成果はどうであったか伺う。
 (4) 島田市の新しいアイデンティティについて
   ① 「新市誕生から15年、川根町との合併から12年」、また、「新しい島田市のアイデンティティを確立してまいりました」とあるが、新しいアイデンティティとは何か。
   ② 当市には川根地区、金谷地区、旧島田地区それぞれ固有の文化、歴史があり、それぞれのアイデンティティがある。市民は、自分たちの地域に誇りを持っており、地域にある小学校は「おらが学校」である。地域のことをより大切に考え、あらゆることを丁寧に進めてほしい。これについて、市長の考えを伺う。
 (5) 未来のために「つなげていくもの」について
   ① 環境について、昨年7月に株式会社シーテックから「(仮称)ウインドパーク遠州東部風力発電事業」の可能性調査を行う旨の提示があった。この風力発電事業について、市長の考えを伺う。
   ② 林業の再生について、森林環境譲与税を活用してどのような事業を行うか伺う。
   ③ 文化について、大井川川越遺跡、諏訪原城跡、蓬莱橋、大井川鐵道、島田大祭、 金谷茶まつりなどの文化を観光やまちづくりに結びつける島田市文化芸術推進計画をことし3月に策定するとあるが、具体的な内容を伺う。
   ④ まちづくりについて、縮充の考えは理解するが、コンパクト・プラス・ネットワークの考え方を使って都市計画マスタープランをことし3月に策定するとある。以前の都市計画で示されたが、整備されていないものがある。それらの扱いは、どのようにしていくか伺う。
   ⑤ 協働のまちづくりについて、シティプロモーションの推進とシビックプライドの醸成を目的とした島田市緑茶化計画をことしも推進するようであるが、過去5年間の実績は何か。 
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