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  • 令和2年2月定例会
  • 3月5日 本会議 代表質問
  • 曽根 嘉明 議員
1.令和2年度施政方針について
  施政方針では、「根底に流れる縮充の考えを市政運営の柱としています」、また、「総合計画で打ち出した「縮充」の考えに基づき、真に必要な施策・事業を選択し、資源を集中的に投下することで市民の幸福度を上げていく必要があります」と記述されている。令和2年度の当初予算は、新病院建設、市役所本庁舎整備のほかに、小・中学校教育関連事業などを中心とした積極投資型予算が計上されている。この重点プロジェクト等を審議するに当たり、市議会の責務としては中長期的な財政負担を踏まえた議論を行い、適切なる議決をすることである。そのためにも適切なる説明を求め、以下質問する。
 (1) 令和2年度当初予算は縮充の考えに基づいて選択した予算か伺う。
 (2) 財政調整基金を繰り入れる予算を計上したことをどのように捉えているか伺う。
 (3) 市長就任時と比較して現在の財政状況をどのように見ているか伺う。
 (4) 中長期的視点から10年後の財政計画を立てているか伺う。
 (5) 観光で稼ぐと勢いはよいが、観光振興施策が遅れている理由を伺う。
2.リニア中央新幹線問題の今後について
  リニア中央新幹線建設工事に伴う水の減少問題解決に向けて国土交通省から提案された専門部会に期待しているが不安もある。県の専門部会との意見の違いをどのように判断するか。
  JR東海はトンネル湧水が県外へ流出しても水は減らない、中・下流域に影響はないと説明しているが、流域市町と利水者は不信感が募るだけである。最近では早期開業が県を初め、日本の発展に不可欠と発信されている。国の発展のために我々が犠牲になってもよいのだろうか。早期に工事を進めたいのであれば納得いく根拠を示し、地元の理解と協力が得られる努力を最優先すべきと思い、以下質問する。
 (1) 国土交通省、JR東海、県で構成される専門家会議の現状を伺う。
 (2) 流域市町の首長はリニア中央新幹線に賛成し、JR東海と話がついているとの情報があるが本当か伺う。
 (3) リニア中央新幹線による経済効果や利便性については認識している。ただ、そのことだけを発信しているのは筋違いであると思うが見解を伺う。
 (4) 過去の事例でも一度失った水は元に戻ることがないのが現実だと思うが、どのようにただすか伺う。
 (5) 中・下流域の水に影響が出た場合の水を補償するとの話がある。水の補償など不可能であると思うが見解を伺う。
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