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島田市議会映像配信

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  • 令和3年6月定例会
  • 6月29日 本会議 一般質問
  • 大関 衣世 議員
1.不登校への支援について
 小学校低学年の児童を持つ家族から不登校の相談を受けた。子供と向き合いながら、様々な解決策を模索している現状を伺う中で、家族にとって大きな心労となっていることを痛感した。令和元年度の静岡県の小学校の不登校等の状況は、全国平均よりも若干高く全体の1.05%で1,981人となっている。全国的には7年連続でその割合が増加し、憂慮すべき状況にある。この現状に対し、少しでも改善の糸口につながることを願い、以下伺う。
 (1) 市の不登校の現状はどうか。
 (2) 不登校への対応はどのように行われているか。
 (3) 今後、不登校の児童、生徒に対する支援はどのようなことをしていく予定か。
2.ヤングケアラーへの支援について
 ヤングケアラーとは、家庭で両親や祖父母、兄妹の世話や介護をしている子供のことで、重い責任や負担を負うことで本人の成長や教育に影響があることが課題となっている。昨年、国がプロジェクトを立ち上げ、行われた実態調査の結果では、中学2年生で5.7%(約17人に1人)が、全日制の高校2年生で4.1%(約24人に1人)が、家族の世話や介護をしていると回答した。その中で「ほぼ毎日」と回答している中高生は5割弱に上り、一日平均7時間以上世話をしている中高生が約1割存在するという結果であった。本人にはヤングケアラーという自覚がないことも多く、子供らしい生活が送れず、誰にも相談できず一人で耐えている状況も伺える。今後、本格的な支援が始まろうとしている中で、まずは早期に発見、把握することが大切であり、学校現場での取組が初動となることから、以下伺う。
 (1) ヤングケアラーの現状はどのように把握しているか。
 (2) 教職員の認知度はどうか。
 (3) 今後、このような事例に対して、どのように対応していく予定か。
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