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  • 令和4年2月定例会
  • 3月9日 本会議 一般質問
  • 八木 伸雄 議員
1.医療の現状と対策について
 当市の人口は平成27年に10万人を割り、現在、97,000人台と減少が顕著になった。人口減少の主な要因は出生率の減少である。一方、平均寿命が延びたことによる高齢者の増加は、当市に限らず、国、地方自治体の最大の課題である。人口構造の変化が医療、介護の中長期的な課題となっている。医療については、直面する新型コロナウイルス感染症が最重要課題である。ワクチン接種が感染防止の切り札であると言われ、進められた。それにもかかわらず、デルタ株の出現により、第5波ともいわれる感染が拡大し、結果、緊急事態宣言の発令となった。
 その後、一旦収束したかに見えたものの、オミクロン株の出現で、3回目のワクチン接種が進行する最中、第6波の感染拡大となった。その結果、前回の緊急事態宣に続き、まん延防止等重点措置の適用となり、新型コロナウイルス感染症の不透明さが増す中で、市民の命を守る医療体制の維持がこれまで以上に問われることとなった。そこで、以下質問する。
 (1) 新型コロナウイルス感染症対策について
  ① 新型コロナウイルス感染対策の切り札としてワクチン接種が進められている。2回、3回接種された人で感染し、入院した市民はいるか。いれば、それぞれの人数を伺う。
  ② ワクチン未接種の感染者で入院した市民はいるか。人数を伺う。
  ③ ワクチン接種をすることで重症化を防ぐと言われている。市立総合医療センターにおいて、新型コロナウイルス感染症で重症化した患者のワクチン接種の実態はどうか。
  ④ ワクチンの副反応の状況はどうか。
 (2) 人口動態から推定し、全国的な医療のピークは4、5年後と言われている。医療のピークを迎えるに当たり体制を伺う。
  ① 当市の今後5年間の急性期の患者の動向をどのように予測し、市立総合医療センターの医療体制をどのように構築していくか。
  ② 在宅医療の現状と課題は何か。
  ③ 急激な高齢化に伴い、急性期医療から療養医療に変化することが考えられる。どのような対応を考えているか。
  ④ 市立総合医療センターの今後の財政面での課題をどのように捉えているか。
2.介護の需要の増加に対する対応について
 医療の先行き不安と同様、団塊の世代が介護を必要とする75歳以上に達する10年後が介護のピークと言われている。高齢者の増加、生産人口の減少が顕著になる人口逆ピラミッドは、介護の必要な高齢者を支えるうえで人材、財源の確保が困難になることが予想される。当市の対策について、以下質問する。
 (1) 今後10年間で予測される要介護者の推移を伺う。
 (2) 介護保険事業での課題と対策を伺う。
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