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島田市議会映像配信

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  • 令和4年9月定例会
  • 9月9日 本会議 一般質問
  • 青山 真虎 議員
1.水と自然を真に守ろうとする知事の発言をまた否定する形となった市長のリニア工事への考え方とは
 前回の6月定例会では、県知事がルート変更を主張しているのに対し、市長は「水を守ることが唯一の願い」としたことについて質問した。今回も、県知事が田代ダムの水を大井川に返す案は全量戻しとは別問題としている最中に、市長は田代ダム案について、現実的であり、水が戻れば人々は嬉しいだろうとコメントしている。故郷の自然を壊されて嬉しい人が果たしているだろうか。
 あの山々は、私たちの先祖から受け継がれてきた財産である。後世のためにも、どうか最後まで、南アルプスに穴を空けることを推進しないようお願いしたい。
2.市長の政治姿勢について
 不明な点があるので、以下質問する。
 (1) 未来ビジョンはあるか。具体的かつ簡潔な答えを求める。
 (2) 人口減少の勢いが止まらない。平成12年には119万人だった出生数が令和4年には80万人を切ろうとしており、年間出生数613人の当市もこれ以上の少子化を許せば、もはや、対策を打っても効果がないという危機的状況に陥ってくる。若者の出生意欲の低下が深刻であり、産みたくなる施策が待たれる。異次元の投資による子育て支援策を真剣に検討すべき段階であるが、今後どのような施策が考えられるか。新型コロナウイルス感染症対策予算でも当てはまらないか。
 (3) 政府は出産一時金を増額する議論を行っている。当市はこうした国の議論がまとまる前に、市の施策として先行して行い、高い評価を得たことがある。当該一時金も先行して予算化してはどうか。
 (4) マスクを強要し、ワクチン接種率も世界トップクラスの日本が、この7、8月、新型コロナウイルス感染者数、世界第1位を記録した。しかも5週連続である。時を同じくして岸田総理大臣が4回目のワクチン接種直後、新型コロナウイルスに感染した。6月に発売された著名な学術雑誌サイエンスには「追加接種による自己免疫低下が再感染するメカニズム」との論文が掲載されており、未接種者は接種者より重症化率、感染率が低いという浜松市等のデータの裏付けが取れた。この状況においてもマスクやワクチンをまだ感染予防のためと広報することは市民との信頼関係を壊しかねないのではないか。市として今さら「効果なし」と言えない気持ちは理解するが、地方からデータと向き合い、考える力を持つべきと思うがどうか。
 (5) 一般家庭ごみ処理の有料化について議論していくとのことだが、市民に負担を強いる前に、市は他市の事例を情報収集し、そこで得た知恵を実行し、ごみ削減に最大限の努力をしているか。
 (6) 外資による公共インフラや土地の買占めに歯止めをかける条例はあるか。
 (7) 4期目の出馬は考えているか。
 (8) 個人の見解を議場の外で話すのは問題ないが、特定の議員への誹謗中傷はないか。
 (9) 旧統一教会など、過去にも問題視された宗教団体等の選挙協力はあったか。補助金交付、イベント後援、祝辞などの関係は全て調べたか。
 (10)浜岡原発への考え方は変わっていないか。原発事故が起きた場合の避難計画は現実的に可能か。
 (11)平等性について、各自治会では年間5件の新規工事等の要望ができるが、各自治会の世帯数や面積には大きな差がある。このまま5件で平等性は保てるか。
 (12)電力の地産地消として、マイクロ水力発電導入の計画を伺う。
 (13)平成29年度は1年間に858頭のイノシシが捕獲された。誰一人取り残さないという社会の命題は自然界も含めた話であり命を粗末にしないためにも広く獣肉を利用する必要を感じるがどうか。
 (14)有事の保険は農である。有事でもない台湾が有事にされつつあり、日本がウクライナの二の舞になる可能性は捨てきれない。そうなればロシア、中国からの輸入はストップしかねず、ますます首を絞めることになる。食料自給率の問題を広域で考えるとしているが、近隣市町の自給率はどれぐらいで、どのような話をしていくか。また、広域の首長会議で話題にしたか。
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