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  • 令和4年9月定例会
  • 9月12日 本会議 一般質問
  • 八木 伸雄 議員
1.旅する蝶を親善大使に
 長引く新型コロナウイルス感染状況、アベノミクスに伴う金融政策を起因とする超円安。ロシアのウクライナ侵攻、アジアにおける平和外交の不安定化等、様々な不安が国内に充満していると感じている市民は少なくないかと思う。
 そのような中で、ホッとする話題に出くわした。旅する蝶と言われるアサギマダラが、当市にも訪れることが分かったことである。全く存在を知らなかった私が報道でこの蝶を知った。大変きれいな羽を持つということもそうだが、この小さな蝶が数百キロメートルも旅をして私の住む川根地区に飛来してくるということは驚きであり、ロマンを感じる出来事であった。
 そこで、以下質問する。
 (1) 市長はアサギマダラという蝶が当市に飛来してくることは知っていたか。また、知っていたならば、どのような経過で知ったか。
 (2) 全国での飛来の実態は、どのような事例があるか。また、生息域、行動範囲について分かっていることがあれば伺う。
 (3) 旅する蝶の特性を生かした取組は、観光、また、自治体間や市民団体の交流の手段として有効と考えるがどうか。
2.森林の多面的機能を生かすには
 林業の衰退は今さら述べるまでもないが、そうした中でも国、県はもちろん、当市においても林業振興に様々な取組をしていただいていることに、林業を営む者の一人として心から感謝を申し上げる。
 森林には建築材や木製品原料等の木材生産といった経済面での機能のみならず、土砂流出や洪水等の自然災害防止、二酸化炭素吸収や水源涵養など私たちの生活の環境面などに対する重要な機能がある。
 こうした経済面、環境面に向けた様々な森林の機能を守るため、前段の国、県、市の取組があると考える。
 前述のとおり、経済面、環境面に大きな影響があることは既に認識のあることを前提に、現場サイドから見たそうした森林の多面的な機能を守り、生かす取組を期待して、以下質問する。
 (1) 市の面積の約66%を占める森林を適正に管理するために島田市森林整備計画を策定していると聞くが、森林整備計画とは何か。
 (2) 新型コロナウイルス感染症に端を発する、いわゆるウッドショックにより、現在、木材市場での素材(原木)価格が高くなっている。林業を営む者としては嬉しい限りであるが、市としてはこの状況をどのように捉えるか。
 (3) 素材生産コスト削減のため、本年度も林業経営体からの要望に応え、高性能林業機械導入の補助金が予算化されている。その他のソフト、ハード面での取組はどうか。
 (4) 森林管理には林道が不可欠である。現在の市内の林道数及び総延長を伺う。
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