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  • 令和5年2月定例会
  • 3月8日 本会議 一般質問
  • 提坂 大介 議員
1.ふじのくにフロンティア推進区域について
 新東名島田金谷インターチェンジ周辺のふじのくにフロンティア推進区域は、平成28年度末に農業振興地域における農用地を除外し、7年が経過した。その後、用途地域と地区計画を設定し、このうち、A-1(堤間)地区の企業誘致は順調と聞いた。
 A-2(牛尾山)地区は用地交渉が残るもののA-2地区内への企業誘致について積極的に誘致活動をしていることも理解している。
 平成26年6月12日、企業誘致による市税の増収予測の一般質問に対して、当時の産業観光部長から敷地面積が10,000平方メートル程度の企業が立地した場合、固定資産税や法人市民税など、概ね2,000万円程度の税収の増が見込まれているとの答弁がされたことから、A-2地区においては積極的な企業誘致を要望したい。
 しかし、ふじのくにフロンティア推進区域全体を見てみると、現状において疑問があるため、以下質問する。
 (1) ふじのくにフロンティア推進区域全体の整備費を伺う。
 (2) A-3(二軒家牛尾線沿線)地区は、農業振興地域における農用地を除外してから7年が経過しているが、現状、農地のままで企業誘致は進んでいないように見える。現在、企業が立地する計画はあるか。
2.市道東町御請線沿道の開発について
 市道東町御請線が平成30年に開通し、今年で5年が経過した。地域の住民からは以前より渋滞が減った、便利になった等の感想が寄せられている。
 その反面、道路の開通によりその利便性を有効に活用した土地利用ができているとは言えず、現在の市道東町御請線は主に通過交通に利用され、道路整備の効果を発揮できているとは思えない。道路などのインフラ整備は、渋滞の解消や歩行者の安全等、直接的効果だけではなく、沿道への新規立地に伴う雇用の創出や生産性の向上など、地域経済へ間接的に貢献する資本投下でもある。
 道路を整備し、沿道や周辺に店舗や工場が立地することによって付加価値が生まれ、経済効果が上がるという経済成長のための基盤、地域経済の発展のための役割も有していると考え、以下質問する。
 (1) 市道東町御請線の整備費と周辺の整備費を伺う。
 (2) 今後の市道東町御請線沿道の開発をどのように進めていくか、その考えを伺う。
3.食育について
 最近、テレビや新聞等のメディアで急に昆虫食の話題が取り上げられるようになった。徳島県では給食に実際に使われ始めており、ある中学校の宿泊訓練の行き先の一つに「昆虫食の工場が入っている。」と保護者から心配する声を聞いた。私は常々SDGsに疑問を持っているが、第2次島田市総合計画後期基本計画の中にも「地方自治体としてSDGsに貢献するために」という記載があるが、持続可能な社会の実現のために昆虫を食べなければならないのかと考えてしまう。日本では、年間522万トンの食品が廃棄されており、これは世界全体が援助している食料の約2倍に相当し、一般廃棄物処理費用は年間2兆円にも及ぶと聞く。環境負荷がかかりながらも経済的にも非合理的な現状がある。昆虫食を勧める前に食品ロスを減らす、食べ物を大切にする、農家等の生産者に感謝する。それらを教え、日本に昔からあるもったいない精神を育むことの方が大切であると考える。
 そこで、市内小・中学校の給食において、昆虫食につながるような食材、調味料を使用する予定があるか伺う。
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