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  • 令和5年2月定例会
  • 3月9日 本会議 一般質問
  • 青山 真虎 議員
1.未来に禍根を残さないために
 今まさに判断を誤ると取り返しのつかない案件が多数ある。迫りくる国難に、まだほんの少し時間があるうちに、当市の方向性を決めなければならないと考える。10年後、20年後、あるいは100年後、次世代のツケが大きくならないよう、以下質問する。
 (1) JR東海が行うリニア中央新幹線工事の一環である南アルプスへの高速長尺先進ボーリングについて、県や有識者会議の委員たちは大井川源流部の水抜き工事と認識している。しかし、市長は調査と認識し、工事を推進している。これだけ大切な問題にも関わらず、なぜ、担当課は認識の差が生じたまま市長に発言させているか。調査、水抜き、どちらの認識か。
 (2) 9%しかない我が市の食料自給率であるが、問題提起しても対策を行う気配はなく、オーガニックビレッジなど、農や食についてビジョンが見えてこない。ビジョンがなければ近い将来、市の食料自給率が0%になることも考えられる。前兆として、空いた土地は除草剤により汚染されている。最近では、耕作放棄地の水田が土木工事で出た残土で埋め立てられている。産業廃棄物の土砂で田畑を埋め立てた場所は、市内のどこに何か所か。また、面積はどのくらいで、許可を出したのは市であるか。土質の確認は行っているか。土質によって強い規制は必要ないか。
 (3) 新型コロナワクチン接種による副反応疑いの相談は市内で何件あり、対応はどうか。効き目がないどころか打てば打つほど再感染するデータや、令和4年は前年比で10万人以上の超過死亡が出た。予定どおり5回目接種で治験は終了し、5類に移行するが、それでも政府はまだ効果があるとして今後も推進するとしている。このことについて、市は独自の見解を持たないか。今後、未成年者の接種については一律申請制とする必要はないか。
 (4) 静岡県では令和3年度、20代、30代の移住者(転入者)が過去最多の1,868人と発表した。一方、県内では4市に移住者の減少がみられ、中部地区では唯一、当市だけが減少となっている。先日、待機児童が61人から140人に倍増する可能性が示された。一部解消するようであるが、来年度の待機児童予定者数はどうか。その他、子育て、移住支援などで他市に比べて弱い部分はないか。
 (5) 有効性のある少子化対策はどのような施策があると考えるか。
 (6) 去年9月の台風15号の被害について、静岡市は検証の中間報告を出したが、当市はいつ中間報告を出すか。
 (7) ゴミ有料化の話が出ているが、前回、質疑したように給食残渣を堆肥にするなど、市の事業で出るゴミについてリサイクルできそうか。職員間で勉強会を開催していると聞いたが実行できそうなものはあったか。
 (8) 浜岡原子力発電所について、避難計画がなければ再稼働は認められないとする市の認識を聞いた。使用済み核燃料の廃棄場所も決まっていない状況であるが、この問題は再稼働が認められない理由として考えているか。電力会社に再生可能エネルギー等の政策提言をしたことはあるか。
 (9) 市長は就任直後、公平公正を前面に出していたが、考えは変わっていないか。
2.北部4小学校の閉校後と集落の存続について
 伊太、相賀、神座、伊久美の北部4小学校が間もなく閉校する。その後の校舎や集落の存続について、以下質問する。
 (1) 利用が決まっている相賀小学校を除く3校について、閉校後の校舎はどのようになるか。民間活用へ公募をしていたが、どのような企業が応募してきたか。また、どのように使われるか。
 (2) 閉校後の集落の暮らしは心配ないか。参考までに16年前に閉校となった笹間地区は現在、20歳以下、20代から50代の各世代はそれぞれ何人住んでいるか。消滅集落にしないためには何が必要と考えるか。
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