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  • 令和5年11月定例会
  • 12月1日 本会議 一般質問
  • 桜井 洋子 議員
1.介護保険事業について
 介護保険制度は施行から23年が経過した。しかし、必要なサービスを利用できない実態が広がっており、家族介護を理由とした介護離職も高止まりだ。介護事業所では深刻な人手不足と低い介護報酬のもとでの経営難が続いており、コロナ禍と物価高騰はこうした事態を一層加速させている。政府は、利用料2割負担の対象拡大、一定の所得以上の高齢者への保険料引上げについて2023年末までに結論を出すとしている。行き届いた介護を実現するには、介護保険制度の抜本的改善、介護従事者の処遇改善と増員を図ることが何よりも必要だ。「保険あって介護なし」とならぬよう、当市の介護保険事業の充実を求め、以下伺う。
 (1) 第8期介護保険事業計画(令和3年度~令和5年度)の進捗状況について
  ① 要介護、要支援の認定率の変化はどうか。
  ② 居宅サービス、地域密着型サービス、施設サービスについて、介護給付費、介護予防給付費の実績を伺う。
  ③ 介護保険事業の決算において令和3年度、令和4年度の介護保険事業保険給付等支払準備基金の残高はどのようになっているか。
  ④ 特別養護老人ホームの待機者が出ている。地域密着型の施設整備を進めたが、待機者の解消は図られてきたのか。
  ⑤ 介護人材を育成し、確保するための施策はどのように進められたか。
 (2) 第9期介護保険事業計画策定に向けて
  ① 在宅で利用できる介護サービス充実に向けて、次期の基盤整備はどのような方向か伺う。
  ② 65歳以上の介護保険料が改定される。介護保険事業保険給付等支払準備基金の活用で介護保険料を引き下げるべきと考えるがどうか。
2.生活保護行政について
 昨年、5年に一度の生活扶助基準の改定が発表された。この間の物価高と世論に押されて、生活保護基準の引下げは、2023年から2024年までは据え置きとされ、2025年度以降に改めて検討することとなった。しかし、この間物価高騰により食料品、電気代、燃料代等が大幅な値上げとなっており、生活保護世帯にとってますます生活が苦しくなっている。生活保護施策の充実を求め、以下伺う。
 (1) 生活扶助費の冬季加算について
  ① 冬季加算の支給基準はどのようになっているか。
  ② 冬季加算・特別基準がある。その適用はどのようになっているか。
 (2) 今夏の猛暑は、エアコンを持てない生活保護世帯にとって過酷な生活だった。新規の受給世帯には、設置費用が出される。これまでの受給世帯を対象にしたエアコン設置費用の助成を求めるがどうか。
 (3) 生活保護世帯は年々増加し、ケースワーカーの担当件数も増えている。職員の増員を求めるがどうか。
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